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2008年11月19日 (水曜日)

ヒラリーの難点

ヒラリーの国務長官説はほぼ固いだろー、イエーイ♪たっのしみー!!と喜んでまっていたら、なんだか雲行きが怪しくなってきた。いったい邪魔してるのは何?「そりゃやっぱ夫のビル・クリントンでしょう」と答えたあなた。大正解なのであります。

オバマが抱えてる政権移行チームは現在、閣僚入りするメンバーそれぞれに対し、過去に不正な団体と政治的なつながりがないかどうか、または不透明なお金の流れがないかなどの2点を焦点に各自の経歴を細かく調べる作業に専念しているところなんだけど、先週、「国務長官をやってほしいんだけど・・・」と、オバマに呼ばれ、シカゴまで行って来たヒラリーは、そのへんの調査というものはとっくの昔に軽くクリア。まあ、大統領に立候補した時点で同様の調査というものは行われてきたんで問題があるはずなんてなかったんだけど、しかし、ここへ来てひっかっかたのがビル・クリントンなのである。

そのあたりの事情を、かなりネガティブな論調で報じているニューヨーク・タイムズ紙によると、ビル・クリントンが主宰してるエイズ・貧困撲滅対策団体は海外からかなり高額な寄付をたくさん受けていて、そのなかには、サウジアラビアの石油国家をはじめ、クウェートやカタール、中国など各国の政府も名前を連ねているのだそうだ。

中国をめぐってはチベット問題などアメリカと微妙な外交関係にあるだけに、もしヒラリーが国務長官になれば、国務長官の夫に擦り寄ってなんとか米政府に歩み寄りをしてもらおうと中国が画策してくる可能性もなきにあらず。だから、ニューヨーク・タイムズ紙は、「ビル・クリントンは独自の外交活動をやめるわけがないし、各国はビル・クリントンを米政府に近づくルートの1つだと捉えるに違いない。よってヒラリーを国務長官にするのは悪い選択」というところへ着地しているのである。

それにしても各国で講演活動を行ってるビル・クリントンの講演料っていったいいくらかご存知ですか?なんと、1時間で約4300万円なんだそうだ。すっごいですねー。そうやって、大統領を辞めた後に講演で稼いだお金というのはトータルで約100億円に達する勢いなんだそうだ。すっごいよなー。

まあ、羨ましく思ってるのは私たちだけではありません。あのブッシュ大統領だってその一人。マケインが負けたその直後から、オバマに対する物腰をすんごい軟化させたブッシュ君なのでありますが、なんとブッシュの退任後の第1のプランというものは「自伝を出版すること」なんだそうであります。

うーん、ブッシュが本を書くのかー、と不思議な気持ちでニュースを聞いたのは私だけではなかったようで、アメリカのラジオやテレビなんかでは、コメディアンたちがさかんに、「おー、がんばれブッシュ。ちゃんとスペルチェッカー使ってくれよなー」なんて突っ込まれて今日この頃。

さてさて、ヒラリーの国務長官決定のニュースはまだかー?と心待ちにしていたら、トム・ダシュル元上院院内総務の閣僚入りが決定したというブレイキン・ニュース(速報ね♪)が飛び込んできました。

ということで、ビル・クリントンにはくれぐれもヒラリーの難点とだけはならぬようがんばってもらいたいと思うのであります

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